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知財トピックス

特許年金を軽減する方法
2015.11.10
特許年金は第10年以降は、年金額が急に高くなり、基本61600円に、請求項数×4800円を加算した額となります。例えば、請求項数20とすると、61600円+20×4800円=157600円となります。

特許権を放棄してしまえば、もちろん年金納付は不要となりますが、例えば、権利として不要になっている請求項を放棄(特許権の一部抹消登録申請)を行ってから、年金を納付することによって年金額を軽減できます。例えば、不要な請求項15を放棄すれば、72000円(15×4800円)を削減できます。

このように、年金を納付する前に、請求項の内容の精査を行ってみてはどうでしょうか?

なお、請求項の一部放棄は、特許庁登録事項であるので、年金納付期限の前に時間的に余裕をもって行うことをおすすめします。なお、この抹消登録申請には、収入印紙1000円がかかります。