知財トピックス
研究者のボトムアップ方策は?
2015.04.28

某企業の知財担当者から、研究所の研究員約300人いるうち、筆頭発明者(願書で最上位に記載される主たる発明者)となった経験を持つ研究者の数は10%にも満たないので、どのようにしてボトムアップを図ったらよいかという助言を求められたことがあります。
組織は多かれ少なかれピラミッド構造を呈しており、研究所でも例外ではないと思われる中、経験上、現実、ボトムアップは非効率的で、成果が上がるのに時間がかかると回答しました。むしろトップダウン型で、ピラミッドの上位にいる筆頭発明者に共同発明者を増やしてもらうように促し、将来の筆頭発明者を育成させてみたらどうかという提案をしました。
組織は多かれ少なかれピラミッド構造を呈しており、研究所でも例外ではないと思われる中、経験上、現実、ボトムアップは非効率的で、成果が上がるのに時間がかかると回答しました。むしろトップダウン型で、ピラミッドの上位にいる筆頭発明者に共同発明者を増やしてもらうように促し、将来の筆頭発明者を育成させてみたらどうかという提案をしました。