知財DATA
2020年のPCT出願件数概況
2021.03.31
WIPOの3/2付け発表によれば、コロナ禍でビジネスに逆風が吹いた2020年であったが、PCT出願件数は前年比4%増の27万5,900件であった。2019年にPCT出願件数で世界1位となった中国は、さらに16.1%伸ばして68,720件となり、二位の米国を引き離した。米国も前年より3.0%伸ばして59,230件、米国に続いて3位の日本は、4.1%減の50,520件であった。
企業別では、ファーウエイ(中国)が5,464件、サムスン電子(韓国)が3,093件、三菱電機(日本)が2,810件、LGエレクトロニクス(韓国)が2,759件、続いて米国のクアルコムが2,173件となっている。技術分野別では、コンピュータ関連(24.332件)、次いで、デジタルコミュニケーション、医療、電気機械と続き、最も伸びた分野はオーディオ・ビジュアル技術で、前年比29.5%増となった(11,527件)。日本は、電気・機械分野の出願が多く、10.1%を占めている。
企業別では、ファーウエイ(中国)が5,464件、サムスン電子(韓国)が3,093件、三菱電機(日本)が2,810件、LGエレクトロニクス(韓国)が2,759件、続いて米国のクアルコムが2,173件となっている。技術分野別では、コンピュータ関連(24.332件)、次いで、デジタルコミュニケーション、医療、電気機械と続き、最も伸びた分野はオーディオ・ビジュアル技術で、前年比29.5%増となった(11,527件)。日本は、電気・機械分野の出願が多く、10.1%を占めている。