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法制度・法改正

独禁法とライセンス(1):マルチプルライセンスの場合
2017.09.20
「マルチプルライセンス」とは、ある技術を複数の事業者に対してライセンスすることを言います。
このようなライセンス手法において、複数のライセンシーが共通の制限を受けるということの認識を下に、当該製品の取引分野における競争を実質的に制限する場合において、以下の行為をしたときは、独禁法に抵触する可能性がありますのでご注意ください。
1)当該技術の利用の範囲を制限する行為
2)当該技術を用いて製造する製品の販売価格、販売数量、販売先等を制限する行為。
3)当該技術の改良・応用研究を制限する行為
4)改良・応用研究の成果である改良技術についてライセンスする相手を制限する行為
5)代替技術の採用等を制限する行為。

公正取引委員会:知的財産の利用に関する独占禁止法上の指針