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知財トピックス

TPP交渉の知財項目凍結
2017.08.31
米国が離脱表明したTPP(環太平洋経済連携協定)の会合が現在シドニーで行われています。この交渉の中で、知財関連の項目が凍結される方向となりそうです。具体的には、①新薬のデータ保護期間の長期化(実質8年へ)、②著作権の保護期間の延長(50年から70年へ)、審査が理由なく遅延した場合の特許存続期間の延長可能、以上3つの知財項目です。特に①、②は米国の要求で上がった項目でしたが、米国抜きとなった現状では凍結することが現実的で、さらには仮に米国が復帰したら凍結を解除することによって、米国の復帰を促す狙いもあるようです。TPPは米国抜きの11か国で本年11月の発効を目指しています。より詳しくは、本日付けの日本経済新聞朝刊に掲載されております。