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知財トピックス

日本企業はアジアを目指す
2017.04.06
日本企業の海外進出の主戦場は、欧米からアジアへ変化しており、現在、海外拠点の7割がアジアが占めるという(2017.4.6日本経済新聞・朝刊記事)。

拠点数で見れば中国が圧倒的であり(3.3万拠点)、次いでインドとなっている(4500拠点程度)。しかし、中国経済の減速等によって、伸び率でみるとインドが高く、ここ数年で3倍程度伸びており、今後も増える模様。生産拠点だけでなく、近年は小売りや外食チェーン店などの進出が増えている。

なお、アジア諸国において、日本企業の海外拠点数の多い順に、中国、インド、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピン、マレーシア、台湾となっている(2015年10月時点、外務省調べ)。

中国での人件費上昇が大きな要因となって、今後は、カンボジア、ミャンマー、バングラデシュなどの国々に海外拠点は分散する可能性がある。

このような状況を受けて、知財もアジアへ向かい、そして後発のアジア新興国にまで分散していくことになると思われる。